なぜ色が見えるのか

人間は、光が物にあたり、そこから反射された光を受けて物に色や形を感じています。 暗闇ではものが見えません。光がなくては、何も見えないのです。物が見えるのは光が物によって乱反射(散乱)され、その反射された光を眼という器官で捕らえるからです。しかし 物の形や色を見ることができますが、光の波そのものが通過しているところを見ることはできません。 物に色を感じるのは、その物が、他の色を吸収し、特定の色を反射するために、その反射された特定の色を感じるのであり、木の葉が緑色に見えるのは、木の葉が他の波長を吸収して、緑色の波長だけを反射しているので木の葉は緑に見えるのです。

 

ニュートンと色彩

光の正体を解明したのは17世紀の科学者アイザック・ニュートン。

ニュートンは光に色がついているのではなく、色は光によって引き起こされる感覚であるとして、光が眼を刺激した結果、可視光である色が初めて認識されるということを科学的に証明しました。

 

ゲーテと色彩

18世紀にはゲーテが20年かけて執筆した「色彩論」を発表します。青と黄色を最も根源的な色とし、また色彩は光と闇の相互作用によって生まれるものと考えて、ニュートンのスペクトル分析を批判しました。

ニュートンは光のみを分析しましたが、ゲーテは光と闇の両極が作用しあうものであり、目の働きと光により生成される色彩は光の行為として「生けるもの」と考えました。

 

ゲーテの影響

19世紀のルドルフ・シュタイナーはオーストリアの神秘思想家でゲーテの影響を強く受けました。子供の成長に合わせ、意志、感情、思考の3つの領域から表象活動を行い、それぞれの発達にふさわしい時期に能力を伸ばせるような学校を設立しました(シュタイナー学校)。

色彩においては、形を書くよりもゲーテの色彩論をベースとした色の混ざり合いを重視しています。

 

科学とカラーヒーリング

19世紀にアメリカのエドウィン・バビットが光の照射による治療を研究しました(色彩光線療法)。

彼は近代科学では無視されてきた人間に内在するオドパワー(人間の頭部から放射される色彩光線)に着目し、独自の原子モデルを構想し、治療器具まで開発しています。

50歳のときに生涯1冊だけの本「光と色彩の原理」も刊行しています。

彼は、赤は興奮剤で血液ともっと小さい範囲の神経において著しく作用すること、また黄とオレンジは神経を刺激し、青と紫は炎症を抑える特性を持ち、すべてのシステムをスムーズにすると確認しました。それゆえにバビットは、赤色を麻痺(中風)、肺病(結核)、肉体疲労、慢性のリューマチに、黄色を緩下剤や嘔吐剤、下剤、そして気管支の困難に、青色を炎症の状態や座骨神経痛、髄膜炎、神経質な頭痛、短気、日射病、に処方しました。

 

そして20世紀にもテオ・ギンベルが色光を身体に照射する装置を開発し、こういったエドウィン・バビット発の色光を身体に当てる治療は現代ではクロモセラピー、カラーライトセラピーとして治療ではありませんが、ヒーリングとして広がっています。

 

クロモテラピーとは、色光療法のことで、様々な色のカートリッジをライトの出る器具に付け替えて、手や顔のリフレックスゾーン(反射区)に照射することにより心と身体のバランスを図るものです。

様々なカラーセラピー

カラーセラピーやカラーヒーリングをご紹介します。

カラーセラピーの歴史

色とは何か?というところから現在に至るまで、を簡単にご紹介します。

カラーセラピー体験


TCカラーセラピー資格ガイド


カラーセラピーとは?

カラーセラピーとは日本語で「色彩療法」のことです。色で治療する?とはどういうことでしょうか?詳しくご紹介します。

カラーセラピストとは?

セラピーを受けに来るクライアントに対して、色のイメージを言葉で伝える人のことです。具体的にどんなことをしているのか詳しくご紹介します。

どんな人に向いてるの?

色は日常生活やビジネスシーンなど、あらゆるシーンで使用されるもの。

どんな人に向いているか詳しくご紹介します。



TCカラーセラピーとは?

日本発祥のTCカラーセラピーがどのようなものか、他のカラーセラピーシステムとの違いや、成り立ちなど、詳しくご紹介します。

活躍の場は?

TCカラーセラピストの資格を取得したら、どんな場面で活躍することができるのでしょうか?様々なケースをご紹介します。

報酬は?

TCカラーセラピストになると、報酬がもらえるの?好きなことを仕事にしたい!という夢が叶う?その疑問にお答えします。



スクールの特徴

カラーリーディングAngelicaの特徴は?

講師紹介

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受講から修了までの流れ

順を追って詳しくご紹介します。